その瞬間まで…
青かったはずの星で、太陽が牙を剥く。 風は熱を帯びた刃となり、海は煮えたぎる釜となる。 緑の肺は悲鳴とともに黒い炭へと変わり、 命の記憶が、空高く煙となって消えていく。 それでも、彼らは歩き続ける。 冷え切った部屋の中で、四角い画面の幻影に溺れ、 「今日も暑いね」と、空虚な笑みを交わしながら。 足元で大地がひび割れ、血を流しているというのに、 誰一人、その視線を下へと向けようとはしない。 「いつか、賢い誰かがどうにかするだろう」 無責任な希望の言葉が、ひどく冷たく響く。 その「いつか」は、とうの昔に灰に埋もれた。 私たちは、自らの手で火を放ちながら、 炎の中で「なぜこんなに熱いのか」と嘆く、愚かな傍観者。 焼け落ちたこの星の墓標に、言い訳は刻まれない。 すべてが燃え尽き、息絶えるその瞬間まで、 この恐ろしい無関心の夢から、目を覚まさないつもりか。