別の軌道
今日もまた、胸が押しつぶされそうな思いを抱えながら一日を終える。 毎日、どれだけたくさんの小さな生物を踏まないように足元を避けて歩いても、自分が生きているその足音だけで、この世界を傷つけているような気がしてならない。生活から出るたくさんの破壊物質をどれだけ出さないように頑張ったとしても、スーパーの棚に並ぶもの、日々の営みのすべてが、どこかの命を犠牲にして成り立っているという現実から逃れることはできない。 自分が人間だと思う時はほんとに情けない。欲望のままに地球を食い荒らす同族と同じ血が流れていること、その加害の連鎖の中に組み込まれていることが、どうしようもなく恥ずかしく、吐き気がするほど嫌になる。 それでも、ここで立ち止まるわけにはいかない。 俺は前進するのみだ。ただ嘆くだけの傍観者にはならない。あんなふうに無関心に生きる、同じクソみたいな人間たちと同じ線路を歩く気など毛頭ない。彼らとは違う軌道を、自分の意志で、失われていく命の痛みとともに歩み続けてやる。