スペイン
観測史上「最も厳しい」熱波 スペイン
配信 2025年8月25日 09:41更新 2025年8月25日 14:58
【AFP=時事】スペインの国家気象庁は24日、今月スペインで記録された16日間の猛暑は、「観測史上で最も厳しい」熱波だったと述べた。
8月3日から18日の熱波の暫定値は、2022年7月に観測された前回の記録を上回り、過去の熱波に比べて平均気温が4.6度高かったと、同庁がX(旧ツイッター)で明らかにした。
特に、8月8日から17日までの10日間が、1950年以来スペインで記録された最も暑い10日間だった。
「毎年、必ずしも前年より暑くなるわけではないが、極端な夏の猛暑が増える傾向は明らかだ」と述べ、「重要なのは、気候変動に適応し、緩和することだ」と警告した。
先週、スペインの公衆衛生機関は、今回の熱波に関連した死者の数は1100人を超えるとの推計結果を明らかにした。【翻訳編集】AFPBB News