1兆トンの世界最大氷山が秒速50cmで移動中

「A23a」の存在そのものが、地球温暖化による南極の棚氷崩壊を象徴しています。温暖化が進むことで、氷山の分離が頻繁に起こり、それが地球規模での環境変化につながると指摘されています。


今後の焦点は、「A23a」が実際にどの程度の被害をもたらす可能性があるのか、そしてその動きをどのように制御することができるのかにあります。国際社会の協力が求められる中、氷山の動向に対する監視が一層重要になっています。

現在、「A23a」は1秒で50cm程というゆっくりとしたスピードで南極海を漂流しており、周辺の島々への衝突リスクが懸念されています。特に、サウスジョージア島に衝突する恐れがあり、ペンギンやアザラシなど、野生生物が生息する重要な生態系に被害を及ぼす可能性があります。また、溶けだした氷は海水温や塩分濃度に影響を及ぼし、海洋環境にも変化を起こす可能性があるのです。

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